ペンギンの二度寝

アナログレコードをはじめた女。音楽や本、旅の記録

アナログ沼の深淵が…

前回(OTOTEN。そしてアナログ。 - ペンギンの二度寝)の続きです。ハナシは数日前にレッド・ツェッペリンのLPを買ったところからはじまります。レコードプレイヤーを我が家に導入して一月足らず、ついに壁が現れました…。Dazed and Confusedです。

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手に入れたのは1971年発表のタイトル名が無い、バンドの4枚目のアルバムで、通称「Led Zeppelin」と呼ばれているもの。UK盤で、後で調べたら1978年ごろにプレスされたものらしい。

 

アナログレコードは、同じ音源でも発売した国や時期、ロット等で音質に微妙な違いが生まれてしまいます。何しろ、音声信号が刻まれた金属の型を塩化ビニールの塊に押し付けて一枚一枚の盤を作るので、大量に製造するうちにその型や、その型の基になった原盤(マスターテープ)が劣化したりなどなど、物理的な要素が大きく作用します。

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(レコード製造の現場について、コチラの記事が【新企画】 HMV新入社員奮闘記 〜第1弾:アナログ工場見学〜|ローチケHMVニュース面白かったですよ)

 

初期プレスのものが音が良いとか、いやこのバージョンが最高だとか、マニアやコレクターの探究は凄まじく、希少盤はとんでもない価格だったりします。私はそこまでこだわらないけど、せっかく買うならほどほどの音だといいなーという感じ。それで何となく古めのUK盤が良さげかな、ってことで上記のものを手に取った次第です。

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この「Led Zeppelin Ⅳ」は高校時代にCDで数え切れないほど聴いてたアルバム。だから嬉しくて、家に着く前にカフェで中を開けちゃいます。もうLPサイズのジャケットというだけで何らかの脳内物質が分泌されます。中を開くと、ああ、「天国への階段」の歌詞に内ジャケの隠者…とうとう手に入れたのね、私は!

そして肝心のディスクを取り出すと…

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 !! 紫!? 

え、なにこれ。あ、ジャケットの右上に"Coloured Vinyl"って書いてあった。カラーレコードってことね。イギリス英語ではcolorのスペルが違うんだった。ネットで調べたら1978年の限定盤だそうです。なるほど。

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そして家に着き急いでレコードを聴く準備をし、いざ針を落として耳を澄ませると…”Hey, hey mama said...” うーん…こんなもんかなぁ……ブチッ…っていきなり針飛びかいぃ!

落胆したもののそのまま聴き続けますが、なぜか楽しめません。3曲目の「限りなき戦い」で違和感が増幅。マンドリンアコースティックギターの音が歪んでるような? そしてツェッペリンの代表曲ともいえる「天国への階段」はもはや違和感で気持ち悪い…。私が聴き慣れたCDよりピッチがほんの少しだけ低い? アコギの音は所々で歪んで、伸びたテープみたいな音(若い人は分からないかな)。他の曲ではほとんど気にならないけど、アコースティックな曲では気になってしょうがない。あ~~もう何でなのー??

 

その後、某所のシステムでこのLPとCDをかけて、アナログ先輩K氏にも聴いてもらったら、やはりピッチはわずかに低いとのこと。リマスターの時などにピッチをいじることは時々あるそうですね。音の歪みは我が家の音よりはだいぶマシだったから、それは家のプレイヤーの回転ムラかなんかかもしれない。あ、針飛びはなぜか3回目の再生で無くなってました。

やっぱりむかし相当聴き込んだから、CDの音がこびりついてるんだろうなあ。どうしよう、もっとグレードの高いアナログプレイヤーが欲しい! やばいです。泥沼コースに片足がとられてしまった…いやもう両足か? 落ち着け、わたし。

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